Rakuten Linkというアプリから電話をすることで国内通話無料で使用できる「楽天モバイル」。TVCMでも頻繁に見かけますよね。
最近のiPhoneやAndroidのスマートフォンの一部には「eSIM」という仕組みが存在するのですが、格安SIMの代表格とも言える「IIJmio(みおふぉん)」でも新しい”ギガプラン”というかなり安いプランが2021年5月から開始、eSIMも取り扱っています。
この楽天モバイルとIIJmioのeSIMを併用することで 通話し放題で月額440円(※データプラン2GBの場合)という超低価格のスマホを作り上げることが可能です。
ポイントとしては以下のような方には楽天モバイルとIIJmioのeSIMの組み合わせはオススメですよ。
- 通話の音声品質はそこまで求めない
- 月のデータ使用量は20GB以下で十分
- 少しでも月々の携帯料金を安くしたい
eSIM とは?
eSIMはスマートフォンに差し込む物理的なSIMカードとは異なり、端末内にあらかじめ組み込まれているデジタルなSIMのことです。
auのpovoやsoftbankのLINEMOなどもeSIMに対応(※2021年8月時点でdocomoのahamoはeSIM非対応)しており、楽天モバイルのほかmineo・IIJmioなどの格安SIMでも対応、各社eSIMの対応が進んできています。
楽天モバイルは国内通話無料で使用可能
プラン料金1年間無料(※すでに終了、現在は3か月無料)などのキャンペーン効果もあり、契約数を伸ばしている「楽天モバイル」はデータの使用容量により月々の料金が変わるワンプランを採用、1GBまでならプラン料金0円です。
※2021年7月から”ユニバーサルサービス料 月額3円、電話リレーサービス料 年額6円“がユーザー負担となりました。ただし、使用量1GB未満で0円の場合は負担が除外されますので引き続き0円で使用可能です。
また、楽天モバイルでは「Rakuten Link」というアプリから電話をかけると国内通話は無料で使用することが可能。(※通常の電話アプリから電話をする場合は別途料金がかかります。)
さらに他の携帯会社の多くでは有料オプションとなる留守番電話が無料(申し込みは必要)なので通話機能に関しては留守番電話機能ありの国内通話し放題で0円で使用可能です。
現状の楽天モバイルのプラン料金は以下の通り。
- 0GB~1GB 0円
- 1GB~3GB 1,078円(税込)
- 3GB~20GB 2,178円(税込)
- 20GB~無制限 3,278円(税込)
楽天モバイル単体でも十分安いのですが、東京都心部など以外の地方では現状サービス提供範囲として心もとないところがあります。
楽天モバイルはRakuten Linkというアプリから電話をすることで国内通話無料で使用できる上、1GB以下はプラン料金月額0円のため、通話は楽天モバイル、データ通信は格安SIMのeSIMと併用することにより通話し放題、安定したデータ通信でなおかつ安い、という状態を作り上げることが可能です。
格安SIM最安クラスのIIJmio
2021年に入ってから3大キャリアを含め各社携帯料金の値下げの動きがあったため、業界全体的にかなり安いプランが登場しています。
その中でも格安SIM代表格のIIJmioは格安SIM最安クラスでeSIMプランもあり、料金としては以下の通り。
- ギガプラン(eSIM 2GB) 440円/月
- ギガプラン(eSIM 4GB) 660円/月
- ギガプラン(eSIM 8GB) 1,100円/月
- ギガプラン(eSIM 15GB) 1,430円/月
- ギガプラン(eSIM 20GB) 1,650円/月
※注意点としてはIIJmioのeSIMプランは通話・SMSは非対応です。
楽天モバイルとIIJmio eSIMの併用で激安に!
楽天モバイルは1GBまで0円で使用できる上、Rakuten Linkから電話をかければ国内通話無料で使用できるため、楽天モバイルとIIJmioのデータプランを組み合わせることでIIJmio eSIMプランのみの金額で通話し放題のスマホとして使用することが可能になります。
※楽天モバイルは物理SIM(nanoSIM)でもeSIMでもプラン料金が変わりませんが、IIJmioは物理SIMとeSIMでプラン料金が異なるため、最安にしたい場合はIIJmioはeSIMプランにする必要がありますのでご注意くださいね。
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